新書300冊

漫画家の書いた本を3冊

水木サンの幸福論 (角川文庫) 作者: 水木しげる 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2007/04 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (29件) を見る タイトルは幸福論が表に出ているし、実際p.9-p.25までは幸福の7カ条について書かれ…

奈良あるある

「奈良あるある」は、奈良県のご当地本。著者は漫才コンビ栗栖・中川の栗栖。地域の特色を紹介しようとした本なのはわかるけど、内容は余り深みがない。はっきりいって、ネットで済むレベルのことが多く、いい加減な記事も少なくない。ウケ狙いな感じがあり…

精神科医は腹の底で何を考えているか

書棚で見つけて、「精神科医は腹の底で何を考えているか」というタイトルが面白そうだったので、読むことにした次第。私は精神科医に行ったことがないので、精神科医は自分にとって、基本的にドラマや小説やノンフィクションの本や漫画やネット上の文章や、…

ケンカ白熱教室!放射能はどこまで安全か?

京都大学原子炉実験所 助教 小出裕章 vs 日本原子力開発機構 小林泰彦 どちらも原子力の専門家でありながら、立場が対照的な2人が意見をぶつけあうという趣旨。 福島第一原子力発電所事故以後、福島県外のホットスポットがたくさんある地域の代表格として有…

ゆかいな仏教

ふしぎなキリスト教と同じく、橋爪大三郎と大澤真幸の名コンビによる仏教講座。 仏教をジャズ・セッション的に縦横自在に論じたいといった趣旨。 p.7では、 この対談は、キリスト教についての対談で用いた方法を継承している。つまり、私大澤の方が、仏教の…

悩む力, 続・悩む力

書店で見かけて、どんなことが書いてあるのだろうと以前より思っていたので、この度読んでみました。悩む力 (集英社新書 444C)作者: 姜尚中出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/05/16メディア: 新書購入: 15人 クリック: 159回この商品を含むブログ (310件)…

防衛破綻 「ガラパゴス化」する自衛隊装備

あんな国やこんな国との国際関係もあって、軍事や自衛隊が注目されることの多い今日この頃。 軍事は極めて巨大で複雑な分野であることは、普段軍事に殆ど興味を示さない私にもわかっていて、ちょっとやそっと本を読んだところで何がわかるようになるわけでも…

イエスの言葉 ケセン語訳

イエスの言葉 ケセン語訳 (文春新書)作者: 山浦 玄嗣出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/12/15メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る ケセン語とは、気仙沼のおとなりの岩手県気仙地方の方言のこと。 なんと、聖書をケセン語…

遺品整理屋は聞いた! 遺品が語る真実 消せなかった携帯の履歴、孤独死のサイン、女の遺し物…

遺品整理屋は聞いた! 遺品が語る真実 ~消せなかった携帯の履歴、孤独死のサイン、女の遺し物…~ (青春新書INTELLIGENCE 220)作者: 吉田太一出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2008/12/02メディア: 新書購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (8件) …

小さな悟りを積み重ねる

小さな「悟り」を積み重ねる (集英社新書)作者: アルボムッレ・スマナサーラ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/11/17メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る スリランカで初期仏教を学び、日本でもう随分長いこと仏教を教えてい…

動物裁判 西欧中世・正義のコスモス 池上俊一

12世紀〜18世紀までのヨーロッパ各国で、動物が被告となる裁判が行われていたという驚愕の歴史。動物裁判 (講談社現代新書)作者: 池上俊一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1990/09/17メディア: 新書購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (18件) を…

ふしぎなキリスト教 橋爪大三郎 × 大澤真幸

橋爪大三郎と大澤真幸、2人の社会学者が対談形式で解説する、わかりやすい不思議なキリスト教。 近代社会とは何か、西洋社会とは何か?そう問うた時、キリスト教という背景は知らずには済ませられない。 キリスト教の思想的な流れを学ぶことにより、西洋の近…

名文どろぼう 竹内政明

あちらこちらの名文家達の文章、実在の人物の名言、映画のセリフ等から、面白いのを引用。 それに著者の解説が付く。それだけといえばそれだけのことだが、 名文引用も、それだけで一冊の本になって出版されるようなのは、 なかなか常人に書けるものではない…

孫正義 リーダーのための意思決定の極意

去年からiPhone4を使ってることもあって、ソフトバンクってどんな会社なんだろう?って少し興味があったので読んでみました。 孫正義 リーダーのための意思決定の極意作者: ソフトバンクアカデミア特別講義出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/06/17メディ…

災害ストレス ―直接被災と報道被害

これもやはり今年6/10発行で、東日本大震災の後に書かれた本。災害ストレス 直接被災と報道被害 (角川oneテーマ21)作者: 保坂 隆出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/06/10メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ…

今週のお題「おすすめの本」悲しんでいい 大震災とグリーフケア

まさに、タイトルの通りのメッセージの本。本文一行目は、 "悲しみについてお話ししましょう。"である。悲しんでいい―大災害とグリーフケア (NHK出版新書 355)作者: 高木 慶子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2011/07/07メディア: 新書購入: 3人 クリッ…

日本の農業は“風評被害”に負けない

日本の農業は“風評被害”に負けない (アスキー新書)作者: 永峰英太郎;河岸宏和出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2011/06/10メディア: 新書 クリック: 12回この商品を含むブログ (5件) を見る 東日本大震災+福島第一原子力発電所事故の後…

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 「おれは本棚に向かって歩いていたと思ったらいつのまにか手に取っていた」 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが、おれも何が起こったのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 新刊の本だとか人気漫画…

大麻ヒステリー 思考停止になる日本人

たかじんのそこまで言って委員会での東北野菜についての発言が話題になった、 中部大学の武田邦彦教授が大麻について書いた本。大麻ヒステリー (光文社新書)作者: 武田邦彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/06/17メディア: 新書購入: 7人 クリック: 118…

フリーライダー あなたの隣のただのり社員

この本で言うフリーライダーとは、ただのり社員のこと。 給料もらってもあんまり仕事しない人とか、人の成果を横取りしていく人とか。 フリーライダー あなたの隣のただのり社員 (講談社現代新書)posted with amazlet at 11.09.15河合 太介 渡部 幹 講談社 …

旨い定食 途中下車

前回の記事に続いて、今 柊二さんの定食の本。 旨い定食 途中下車 (光文社新書)作者: 今柊二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/05/17メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る大都市圏での生活で普段乗る電車、著者が呼ぶところの…

定食学入門

とにかく定食が好き、という著者によって書かれたこの本。 定食学入門 (ちくま新書)posted with amazlet at 11.08.30今 柊二 筑摩書房 売り上げランキング: 292956Amazon.co.jp で詳細を見る 定食学なる言葉を聞くのは初めて。しかも筑摩書房から新書にまで…

原発社会からの離脱

原発関連で新書コーナーが賑わっている今日この頃だけれども、 ちょっと手に取ってみて、そんなに面白い本かというとそうでもない本が多い中、 原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書) は興味深い話満載の一冊であった。 …

バール、コーヒー、イタリア人 グローバル化もなんのその

島村菜津さんの、「バール、コーヒー、イタリア人―グローバル化もなんのその (光文社新書)」のp.131に、こんな一節がある。 「ナポリにはね、カフェ・ソスペーゾと言って、誰か、ゆとりのある人がバールに入って、一杯のエスプレッソを飲んで、二人分のエス…

京都の寺社505を歩く(上・下)

お寺や神社は、京都という街の重要な構成要素だけれども、数が多すぎて訳がわからなくなるところがある。主だったところをまとめたガイド本のようなものがあれば、京都観光もより楽になるのにと思っていたら、新書本の棚にこの2冊を見つけた。 (PHP新書)" st…

あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの

首相夫人がこのタイトルで本を出したことがインパクトあったけど、 発売当時は読んでいなかったので、あえて今読んだらどんな感じがするかなと思った。 あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書)posted with amazlet at 11.07.29菅 伸…

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)posted with amazlet at 11.06.30内山 節 講談社 売り上げランキング: 47698Amazon.co.jp で詳細を見る この本によると、かつての日本の村々では、 当たり前のように人がキツネにだまされていた…

性的唯幻論序説

高速増殖炉もんじゅの引き上げ工事が成功したから思い出したというわけではないが、 4/1の「原発とプルトニウム」以来、新書300冊計画のことをすっかり忘れていた(笑) 基本的に飽きっぽい性格なのだ。忘れてる間に、読んだ新書が何冊かたまっていたので、 …

原発とプルトニウム

福島原発事故関連の記事を見ていたら3号機がプルトニウムを扱うプルサーマルだとか、 実は浜岡原発以上に高速増殖炉もんじゅがプルトニウム使ってるから危険だとか、 そんなこんなでプルトニウムって名前をしょっちゅう目にする今日この頃だけどプルトニウム…

続・世界の日本人ジョーク集

世界の日本人ジョーク集の続編。 前著以降の新作や、埋れていた傑作が選ばれている。著者の早坂 隆さんによると、 「世界の日本に対する目」を、肩肘張らず、楽しみながら、考えるための本だそうな。続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)作者: 早坂…

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)作者: 吉本佳生出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/05/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (61件) を見る 銀行その他金融機関、証券会社等の金融広告のトリックが…

インテリジェンス 武器なき戦争

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)作者: 手嶋龍一,佐藤優出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/11メディア: 新書購入: 7人 クリック: 59回この商品を含むブログ (246件) を見る 諜報とか機密情報とかスパイとか、そういう世界のお話。 外務省のラ…

ジャーナリズム崩壊 上杉 隆

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)作者: 上杉隆出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/07メディア: 新書購入: 10人 クリック: 308回この商品を含むブログ (165件) を見る twitterやテレビでよく見かける人、という印象が第一にあったのだけど、 この本読んでよ…

奈良地名の由来を歩く

ちょっと遊びに行ったり住んでる程度だと、普段意識したりはしないのだが、 奈良には結構難読地名や、考え出すと「どうして?」って思うような地名が多い。 自分はあまりちゃんと考えるほうではないのだけれども、 この本の著者のような人にとっては、奈良と…

地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本

タイトル見て読むことにしたのですが、建築関係の本ではありませんでした。 スウェーデン人の夫と結婚し、ヨーロッパ生活が長い著者が日本とヨーロッパを比較した本。地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本 (講談社プラスアルファ新書)作者: デュラン…

蚊が脳梗塞を治す!昆虫能力の驚異

昆虫由来の技術、インセクトテクノロジーの本。 帯には、「人類の明日地球環境は昆虫の力で守る!」 「がんの治療薬も無痛の注射針も人工皮膚も!」 「昆虫の利用ではなく、その力を借りることが技術の先にある真に豊かな社会をつくる!」 とたいへん気合の…

決断力 羽生 善治

決断力 (角川oneテーマ21)作者: 羽生善治出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/07メディア: 新書購入: 44人 クリック: 297回この商品を含むブログ (562件) を見る 小学校のときに少しだけ将棋を学校のクラブで覚えて、 でもややこしいことを延々と考え続け…

貧困ビジネス

貧困ビジネス (幻冬舎新書)作者: 門倉貴史出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (24件) を見る タイトルの「貧困ビジネス」とは何か? NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長の湯…

葬式は、要らない

はい、そうですね。私も葬式はいらないと思います。 友達の親の葬式とか小学生のときに学校に無理矢理行かされたり、 曾祖母とか祖母とか祖父の葬式に出席もしたけれど、ひたすら嘘っぽいとしか感じませんでしたから。 私が死んでも全く葬式も墓もいりません…

日本辺境論

これもちょっと前に随分ヒットした新書。 いわゆる日本人論なんだけど、この人の書く文章はちょっと趣があって良い。 合気道の道場も開いている著者は、普通の日本人以上に日本人なのだろう。日本辺境論 (新潮新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 新潮社発売…

世界の日本人ジョーク集

実は、いろんな国のジョーク集を読むのが大好きだ。 中学や高校のときは、ユダヤジョーク集が愛読書の一冊だったし、 トルコのムラ・ナスルディンのジョーク集も何度も読んでいる。 とはいえ、やはり日本人だから日本がネタのジョークを知りたい。 しかし、…

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 山田真哉

2005年に、会計本の世界では有り得ないような売れ方をした、さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)作者: 山田真哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/02/16メディア: 新書購入: 10人 クリック: 331回この商品を含むブ…

『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する

まず、カラマーゾフの兄弟を、読んだことがない。 それなのに、こんな新書を読んだりする。ドストエフスキーの他の作品もちゃんと読んだ本はないが、 あまりにも有名なこの小説は未完の小説であり、続編と呼ばれている「第二の小説」があったものの ドストエ…

なぜ国家は衰亡するのか

なかなか今の日本にとってタイムリーなテーマだなあと思って気軽に手に取ってみた。 発行年は1998年で、日本版金融ビッグバンが開始されたり、初代iMacやWindows98が発売されて、 インターネットがそれまでにくらべて身近なものになり始めた頃だ。 その頃に…

テレビが言えない地デジの正体

自宅はケーブルテレビで、現在テレビはPanasonicのプラズマ。 地上デジタル化には、対応済み。とケーブルTV会社の人が言ってたので、多分大丈夫と思う。 というか、そもそも自分で余りテレビを観ない。誰かがテレビつけてると、 目や耳から情報は入ってくる…

100円ショップの会計学-決算書で読む「儲け」のからくり

タイトルに「儲け」のからくりと付いているけど、別に100円ショップが、 悪いことをしてお金を儲けているという意味ではない。 なぜこんなに安いのに、ちゃんと営利企業として成長しているのか、というお話。 100円ショップ以外に、1000円の散髪チェーンなど…

新書がベスト 小飼 弾

発売からちょっと時間の経った今頃になって、小飼 弾氏の「新書がベスト」を読んだ。新書がベスト (ベスト新書)作者: 小飼弾出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2010/06/09メディア: 新書購入: 8人 クリック: 102回この商品を含むブログ (92件) を見る…