朝は峠の昼から温泉

 朝6時に目が覚めたので、十三峠に走りに行ってきました。人それぞれ道には好みがあると思いますが、私は十三峠は車道!という感じの坂道がぐねぐねと延々続く大阪側よりも、民家と緑の山の中、坂あり平らなところありの平和な雰囲気の奈良側のほうが好きです。朝の散歩程度なので、頂上まで登って帰ってきました。

 昼頃から親が車で近くの温泉に行くというので同行することに。奈良にも最近はいろいろ温泉があります。村おこし、町おこしの一環として行われたり、住民の健康のために新たに温泉を掘ったりしているようです。温泉ができたら住民の病気が減って、医療費も減ったという地域も実際にあるそうです。

 しかしながら、父は曲者。「近くの」の形容詞がものすごくアバウトなのです。第二阪奈にのった時点で「遠くに行く気かも・・・」と思ったら、案の定、車は西へ西へ・・・姫路から北へ・・・豪勢なフレンチレストラン風建物の割にメニューは昔の喫茶店という微妙な喫茶店で昼食をとって北へ、北へ・・・行き着いた先は城崎温泉、人いっぱい。。。みなさん外湯に入られるので、街が浴衣着た温泉客で賑わっておりまする。賑わいすぎていて、こんなところで入浴したくないと思うくらいに(汗)。

 しかしちょっと駅前を過ぎるとたちまち人の数は減り、行くのに車が必要な地域の温泉はあまり混んでいませんでした。蟹にはまだ少し早いので、京都の湯豆腐に近い感じの湯豆腐を夕食にして、円山川温泉という浴場で入浴。大人一人500円。手頃な値段と言えるでしょう。そういえば、旅館も素泊まり4000円とか、中には3000円とかお手軽な宿があります。その辺の経営努力を反映してか、有馬温泉なんぞに比べると、温泉街にしてはとても若い人、とりわけ若い女性の数が多かったです。湯の質は大変良く、温度も熱すぎず、お肌つるつる♪って感じです。

 帰宅時には、城崎から家までの距離を車のメーターで測っていました。高速道路をかなり活用して帰ってきたので自転車ツーリングの参考にはなりませんが、城崎-平群でちょうど200キロくらい。自転車で行くなら宿泊か輪行かどちらかの必要がありそう。