放っておけない日本の貧しさ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051229-00000008-kyodo-soci より

国保「停止」の11人死亡 保険料払えず、受診遅れ

 国民健康保険国保)の保険料を滞納して保険証を返還し、医療機関の受診の遅れから病状が悪化、死亡したとみられる患者が過去6年に少なくとも11人いたことが28日、共同通信の調べで分かった。
 患者のほとんどは不況の影響などによる低所得者という。滞納世帯は年々増加し、保険証を返還した世帯は昨年6月時点で約130万世帯。誰でも安心して医療が受けられるはずの国民皆保険制度の中で「格差社会」の一端を示した形だ。
 保険証を返還すると、自治体は代わりに「被保険者資格証明書」や「短期保険証」を交付。資格証明書では、窓口で医療費をいったん全額支払うため患者の負担は重い。後で給付を受けられるが、滞納分を差し引かれる場合もある。

http://list.room.ne.jp/~lawtext/1946C.htmlによると

第二十五条【生存権、国の生存権保障義務】

 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

 国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

ということだそうですが。この現状は貧乏人は死ねと言っているのと同じでは?でも最近の風潮だと、医療費払えない人間は死ねばいいと本気で思っている人達が少なからずいるような気がする。しかし金払えなくなった途端に見殺しにするような国民皆保険制度って皆保険制度の意味がないのでは。