世田谷区の自転車走行レーンに物申す、物申す

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071209i101.htm

激増する自転車と歩行者の衝突事故を防ごうと、東京・世田谷区は9日から、車道両端を青色に塗装した「自転車走行レーン」の社会実験を始める。自転車と歩行者の通行場所を区別した上で、レーンでの自転車の進行方向も指定する。

 実験区間は、東急田園都市線三軒茶屋駅に近い明薬通りの約600メートル。片側1車線の車道の両端に青色レーン(幅45センチ)を設け、自転車の進行方向を自動車と同じ方向に限定する。車道に隣接する歩道にも、白い点線で区切った自転車走行レーンを設置し、車道を走る自転車とは逆方向の一方通行を促す。

 ハンドル幅が38〜44cmくらいのロードレーサーはともかく、MTBクロスバイクやママチャリだったらほぼ間違いなく
ハンドルの幅だけで45cmを大幅に超える訳ですが、肝心の青い自転車走行レーンの幅がたった45cmしかないってどういうことでしょうか?
全ての自転車が走行レーンからはみ出して走行せざるを得ないことになりますね。
それでレーンからはみ出してたら自転車の側のマナー違反とかルール違反とかにするつもりなんでしょうか。
これを自動車に譬えると、一車線の幅が140cmしかない道路を作るようなものです。それを車が車線からはみ出しながら進んでいく。
車線の意味ありませんね。それに柵がなかったら絶対車が路駐して、意味を為さなくなるし。


自転車利用者にどこまで肩身の狭い思いさせたら気が済むの?


(12/10 追記)
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/pdf/14207_1.pdf
世田谷区の発表には、レーンには1.0mの幅があると書かれており、幅45cmは読売新聞による誤報の可能性が高いと考えられます。
id:xnissyさん、教えてくださってどうもありがとうございました!