なんてブラックジョークな店名(凄)

 amazonから、お歳暮の案内メールが送られてきたのです。それに載っていた美味しそうな蟹を売ってるお店の名前を見てびっくり。

特選 ずわいがに 福袋 1.2kg (棒肉 400g、カニ爪 400g、爪下 400g)

特選 ずわいがに 福袋 1.2kg (棒肉 400g、カニ爪 400g、爪下 400g)

 蟹食い処、蟹工船ってネーミングが、ブラックジョークにしか思えない。蟹工船に乗るような労働者達は、こんな美味しそうな蟹なんか絶対に食べてなかったはず。たとえるなら、「ガーナの少年」という名前のガーナチョコを販売するようなものである。それとも、蟹工船で死んでいった労働者達のことを忘れずに高級な蟹をいただこうと言うコンセプトなのだろうか。それはそれで、何か喉を通りにくそうな食事になりはしないか。
いったいどんなふざけたお店なのだろう、と食べログで検索してみたら、東京の日比谷駅のすぐ近くで、TOP5000に入っているってことは、超美味しいわけではなくても、少なくともまあまあ美味しいはず。写真の料理も美味しそう。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13002218/dtlrvwlst/
店名が別なら、全くまともな店に見えると思うのだが、だが。


たまに「ブラックな発言をするねえ」と言われるのだけど、私などまだまだ修行が足りないと思い知らされました。


参考書籍:
蟹工船・党生活者 (新潮文庫)

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)