読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なぜか今頃ブリヂストン トランジット・ライト

 今はもう生産されていないブリヂストンの折りたたみ自転車、トランジット・ライトが家にやってきた。ヤフオクで落札したり、サイクリーで購入したりした訳ではない。前々オーナーが前オーナーに、引越しの際に、もういらなくなるからと譲ったのだが、前オーナーも自転車に乗る習慣がなく、また物をヤフオクに出品したりもしない人なので、その人の手から、自転車好きと思われている私のところにやってきた次第である。既に複数の折りたたみ自転車を所有する私は「折りたたみ自転車は間に合っています」と喉まで出かかったが、もし自分が断ったらこのトランジット・ライトはどうなってしまうのだろう、屋外保管でボロボロにされてしまったり、粗大ゴミの日に捨てられてしまったりするかもしれないと思うと、たとえ乗る距離は少なくなるとしても、私が引き取っておくのが最善であるような気がした。保健所に送られるのだけは避けたいと、自宅を猫シェルターにしてしまう猫好きの人の気持ちかもしれないと思った。


 あっさりと手放された車体の割には状態は悪くなくって、前輪のパンクをなおすだけで走れる状態になった。パンクの原因は、チューブのバルブの虫ゴムがいかれていたことで、ホームセンターで虫ゴムのスペアを買って交換すると、ちゃんと空気が入るようになった。マンションの屋内で保管されていたのが良かったのだろう。ただし、純正のペダルは平らなプラスチック製で滑りやすく、これで坂を登るのは安全ではない。靴底にちゃんと引っかかるような形状のペダルに交換する必要性を感じた。とはいえ、シングルスピードなので、登坂能力自体限られてはいるけれども。


正直言って何に使うことになるのかわからない。だがそれを考えるのも、楽しいものだと思うことにする。