CAAD8の弱点、ということは…

 キャノンデールの歴代CAADフレームのことを調べていたら、↓のサイトに行き当たった。
2007年 cannondale ロードレーサー CANNONDOLE road bike

CAAD9(キャドナイン)
2007年モデルから新たに発売されたフレームです。フレームの後三角部はCAAD8と同じものを使いつつフロント三角は全く新しく作られています。アルミトップチューブをハイドロフォーミング(油圧成型)で作り、ダウンチューブをほぼ真円のアルミパイプでフレームを形成しています。これは、軽量フレームに属するCAAD8の弱点であった「ねじれ剛性」を上げる為のようです。フレームが小さいサイズであればCAAD8でも問題はないでしょうがフレームサイズが大きくなると感じやすい前三角フレームの「ヨレ」を「バックの乗り味を変えないで」克服しているのでしょう。これで「体重のある程度ある人」にも勧めやすくなりましたか?

 「ねじれ剛性」がCAAD8の弱点であるということは、その一つ前のモデルであるCAAD7(つまりおいらのロードバイク)の弱点でもあるのだろう。それがCAAD9において改良されたということか。剛性の強い最新のアルミロードに試乗した後でCAAD7に乗ったら、フレームが柔らかいように感じられて、一時はそろそろフレーム寿命かと思い買い替えも考えたのだけれども、構造上の弱点であれば焦る必要はないか。


これが今のCAAD10になると、CAAD7・CAAD8・CAAD9とは全然設計の違うフレームになるんだよね。新技術満載。
キャノンデール CAAD10 刷新されたアルミバイクの雄 | cyclowired


CAAD9とCAAD10の間の断絶ってどれくらいあるのだろうか、一度両方試乗できたらベストだが、ショップでも今頃両方持っているとこは少ないだろう。


というか、アメリカのキャノンデールユーザーの書き込みとか見ていると、自分の使い方だともう数年は持ちそう。
それなら今は完組ホイールの良いのでも買うのが一番性能アップにつながるような気もする。