三郷町に快慶の石仏

朝日新聞デジタル:裏山に快慶の石仏、最古作品の可能性 奈良県三郷町 - カルチャー

【松山尚幹】奈良県三郷(さんごう)町の持聖院(じしょういん)にある薬師如来像の石仏が、鎌倉時代を代表する仏師・快慶(かいけい)の作品であることがわかった。最古の作品の可能性もあるという。町教委などでつくる調査委員会が11月、岡山市就実大学であるシンポジウムで発表する。

 そんなに遠くでもないけれども、訪れたことのないお寺。むむ、快慶の作品となれば、見に行ってみたいなあ。

院は、鎌倉時代の高僧・貞慶(じょうけい=解脱上人〈げだつしょうにん〉、1155〜1213)が開いたとされる惣持寺(そうじじ=廃寺)の子院。院の裏山にあった「一針薬師(ひとはりやくし)笠石仏」(町文化財、高さ2・2メートル、幅2メートル、厚さ25〜30センチ)は、花崗岩(かこうがん)の表面に細い線で薬師如来像や日光・月光菩薩(ぼさつ)像などを刻んでいるが風化で薄れ、信者がなでたためか顔の表情は不鮮明になっている。

 信仰深いのはわかるけど、信者なですぎやろ。

倒壊の危険があったため、調査委が5月、解体調査。笠のように上に載った石の裏側に銘文が刻まれており、「解脱上人」の「本願」で「アン大工匠人」(アンは梵字〈ぼんじ〉)が造立したと記されていた。

解体調査されたってことだけど、今でも見に行ったら拝観できる状態にあるのかな?
と思って調べてみたら、現在石仏は持聖院境内に安置されていて、拝観には要事前連絡とのこと。
仏像好きな人は連絡を取って行かれたら良いのではないかと。