take3さんのはてなダイアリーで、シュリッターのことが紹介されている。
新興メーカシュリッターのカーボンハイレーサーのアンコールに恋? - パリまであとなんコギ?
Schlitter Encore Road Endurance Recumbent Bike
良いところ盛り沢山の新型ハイレーサーという感じだけど、特にここが素晴らしいと思った。
・ライダーのサイズに合わせて作ってくれる。
身長によってブームの突き出しが変わるよう。
背の低いひとや高い人、体重の重い人は相談してくれと書いてあるので、身長的にハイレーサをあきらめてた人も乗れるかも?
そう、これまでハイレーサーは、比較的背の低い人からは、乗れないと不評だった。相談してサイズを調整してもらえるなら、これまで乗れなかった人が乗れるようになる可能性が出てくる訳で、ハイレーサーのマーケット自体を拡大さえしてしまうかもしれない。革命的なことである。
また、一台でいろいろ融通が効く点も見逃せない。
・リアホイールは700cと42cのタイヤを装着可能なクリアランスを持っている
・付属のスペーサでエンド幅130と135の切り替えが可能
・フォークは4種あり、使用できるブレーキやフェンダーの使用可否が異なる。
700cカーボンアルミコラム 25cまで 500g 初期フォーク
700cカーボンカーボンコラム 25cまで 400g +100ドル
700cカーボンツーリングフォーク 43cまで フェンダー、V、ディスク可 720g 100ドル
650cカーボンツーリングフォーク 43cまで フェンダー、V、ディスク可 580g 100ドル
・リアはディスクレブレーキ台座とVブレーキ台座あり
Vブレーキ台座は700c用。しかしアダプタ(開発中?)を使えば26、650cで使用可能。
・一般的なキャリアを装着可能
文字通り、レースからブルベまで何でも使えそう。国内発売は2015年で、取扱店はHC WORKSになるとか。
お値段が気になるところだけど、2500ドルからスタート!ということで、カーボンフレームで、数の出ないリカンベントであることを考えると、かなりコストを抑えていると言えるだろう。Bacchettaに強敵出現かも!?と思ったり。
Metabikesのカーボンフレームとの比較もまた興味深いところである。
こちらは、スーパーライトヴァージョンを選べば、8.7kgのハイレーサー!
アルミフレームよりも、900gくらい軽くなったんだなあ。