去年の晩秋から冬にかけて、HPVelotechnik GrasshopperFXのハンドルグリップを交換するために、ネットを検索したり自転車店をうろうろしたりして探していたのだけれども、ちょうどタイミングよく、シルベストサイクル箕面店閉店セールをしていたシルベストサイクル梅田店の半額コーナーで、チョコレートみたいなデザインのハンドルグリップを見つけて購入した。
ハンドルグリップについてはあまりこだわりがなく、見た感じや雰囲気で気に入ったものを選んでいるし、いずれまた汚れたり傷んだりしてダメになるので、消耗品という認識である。またMTBと違ってリカンベントの場合は、ハンドルに体重をかけるということがないし、登りも普通はハンドルを引く力を使ってペダルを踏み込まない(Cruzbikeは別、また人によってはハンドルを引く人もいるかもしれないが)。そんなに高性能が求められる部分でもない。だから今回もデザインで選んだ。
それで、無事GrasshopperFXへの装着は完了したのだが、想定外のことがあった。なんとこのハンドルグリップ、ほんとにチョコレートみたいな甘い香りが強く漂ってくるのだ。まあそんなの新品のうちだけだろうと思ったが、しばらく乗った後の今でも香りが残っているので、そうでもないみたい。しかも香りはサイクルグローブにも移り、他の自転車に乗ったときもその香りが幾らかする。
幸いチョコレートの香りは嫌いでないのでまだ良かったが、春から夏にかけて虫がこの香りに対してどういう反応を示すかは気がかりだ。虫がたかってきたり蜂が寄ってきたりすることがあれば、その際はまた別のノーマルなハンドルグリップに交換しようと思う。