先日、父がJoshinで買物してきました。手には阪神優勝記念の大きな虎マーク付き手提げ袋。父は全くプロ野球に興味がないというか、むしろ自分の見たいテレビ番組が何時見られるかわからなくなって苛々したりするタイプの人なので、彼が望んでタイガース紙袋を手にすることはない。たずねてみたら、やはり自動的に虎マーク入りのを手渡されたよう。勿論割引セールに異論があるわけではないので、名目がなんであれ割引はどんどんやっていただければいいのですが。
でもよく考えてみたら、自動的に虎マーク紙袋を、来店して買物された巨人ファンのお客様や中日ファンのお客様にも無差別に渡しているってことですよね。自分が阪神以外の球団の熱烈なファンであったなら、とても嫌な気分になると思います。これがまだ阪神百貨店でやっていることならば、オーナー企業ということで仕方がないことですし、嫌ならすぐ隣にあるアクティ大阪や阪急百貨店等で買物すれば済む話ですが、Joshinは支店によっては近くに他の同規模の電気屋さんが無いところも結構ありますし、実際に嫌々ながらタイガース紙袋を使用しなければならない人もでてくると思われます。
巨人ファンだろうと中日ファンだろうと、今までJoshinで買物をしてJoshinを支えてくれたお客様ではないですか。なぜにそのお客様が自分の応援している球団の宿敵の紙袋を持って歩かねばならないようなことをするのか、非常に疑問なのです。
Joshinを例に出しましたが、勿論Joshinに限らず、関西の商店街、スーパー、デパートは「タイガースファシズム」とでも呼べる状態になっていて、阪神ファン以外の、今までいろいろ買物をしてくれてきたお客様のことをないがしろにしているように感じられて仕方がありません。
