テロの影響

スペインは、テロの影響が選挙にあらわれて、政権代わっちゃったみたいですね。アメリカ追従型のアスナール政権の姿勢が、アルカイダによるテロを招いたという国民の判断でしょう。ということは、バスクETAがテロの犯人と考えているスペイン人は少ないということなので、その意味ではちょっとほっとしました。民族間の対立は大変ですからね。また、スペインと言えばイスラム教徒に占領されていた歴史があることで有名ですが、だからといって今回の事件で感情的になってアルカイダ壊滅のために軍事的に攻撃的になるわけでもなく、冷静にアメリカ追従政策が悪いと判断されたことにも安心。大惨事は大惨事ですし、スペインの人々の受けたショックはとても大きいですが、それがさらに破壊的な方向に進展する復讐合戦に向かっていないことは大事なことだと思います。

 さて次は日本だそうですがどうしませうか?新幹線?飛行機?東京?大阪?たのむから八尾空港から飛行機とばして京橋のツインタワーに突っ込む911ミニチュアヴァージョンだけはしないでほしいと願う大阪生まれなQyouです。