奨励される虐待と米国内における徴兵制の兆し

 http://tanakanews.com/e0511iraq.htm
 田中宇の国際ニュース解説を愛読しています。今回は特に興味深かったので紹介。アメリカ軍のイラク人虐待の写真とイギリス軍のイラク人虐待の写真に大きな違いがあるということが一つの論点になっています。田中氏によると、虐待が悪いことだということはあえて指導されずともわかりきっていることだし、軍は規律が厳しいので軍規に反するようなことをするのなら、米軍兵士のように虐待シーンを写した写真に堂々と、さほど緊張した様子もない表情で顔をだすなどありえないということらしい。

 結論として推測されるのは、虐待は軍上層部からの命令であった可能性。

 もう一つ気になる論点は、今回の事件で攻撃されているラムズフェルド氏について。タカ派で悪名高いラムズフェルドを辞めさせたら、より平和主義的な人が国防長官になってくれるかというとそうではなく、徴兵制に賛成していないラムズフェルドを辞めさせ、徴兵制を復活させて兵士の数でイラクの治安問題をなんとかしようというネオコン系議員等の動きがあるようです。

なんとも困った事態。はしょってまとめたのでちゃんとリンク先にとんで全文を読まれることをお勧めします。