仏教徒な方々、ご安心を

 さらにwikipediaを読んでみる。今度は「クリスマス」を調べてみる。
クリスマス - Wikipedia

新約聖書には、イエスの誕生日に関する記述は無い。初期キリスト教徒の間では、クリスマスの日付は様々に定められていた。

12月25日という日付は、ローマで流行していたミトラス教(ミトラ教)の祭や、ゲルマン人のユールと呼ばれる祭から引き継がれた、または習合したものらしい。 これらはいずれも冬至の祝祭であり、冬至を境に日が長くなる事を、太陽神の復活、 春への転回点として祝うものである。

 これはまあよく知られていることですが、この辺の事情も明らかに知ってるはずの神父さんや牧師さんが子供とかに「今日はイエス様が生まれた日です」とか話してるのをみると、"Liar!"とイングウェイみたいに叫びたくなります。まあ「イエス様の本当の誕生日はわからないけど、いつかお祝いしなくちゃいけないから、今日お祝いすることにしてるんです」と正直に教える聖職者の方もおられるかもしれませんが。

また、キリスト教が拡大する上で、ミトラス教との衝突を避ける意味で、太陽神とされていたミトラスの誕生祭である冬至を、キリストの誕生の日として取り込んだという政治的な事情もあったと考えられている。

 土着宗教との習合ってやつでしょうか。そりゃあお祭りなくしてたら民衆は怒ってるでしょうね。
ちなみにミトラス神はシルクロードを越えて、大乗仏教弥勒菩薩につながってくるそうで、日本でこれほどまでにクリスマスが盛んなのも、キリスト教以前のクリスマスは弥勒菩薩の原形となったミトラス神の祭りであったと考えれば、納得のいく次第。仏教徒の方も安心してクリスマスしてください(笑。
白楊樹