ある特攻隊員の残した言葉

 2005年08月 : ジャーナリスト・志葉玲のblogに一人の特攻隊員のリアリティーあふれる言葉が載っていた。

「今さつきまで自分の眼の前に居た男が、次の瞬間には冷たい肉塊と化す。之は一体どういふことか。馬鹿馬鹿しい事だ止そう。俺達に死ねと要求する人達の私生活を、日常生活を俺は全く知らない」(24歳で特攻隊員として亡くなった長谷川信さんの日記から)

特攻隊についていろんな感想を持っている人がいるようだが、個人的には特攻隊員については「とてつもなくお気の毒」と、特攻隊を戦略として取り入れた軍部に対しては何と誤った戦略を取ったものよ、としか思えない。小泉首相石原慎太郎都知事のような、特攻隊を美化し、英雄視する態度は私には理解しがたい。今度の選挙はできるだけ平和的な人に投票しようと、改めて思った。