「はかなさ」と日本人

「はかなさ」と日本人―「無常」の日本精神史 (平凡社新書)

「はかなさ」と日本人―「無常」の日本精神史 (平凡社新書)

 日本人の精神と切っても切れない「はかなさ」の感覚。
世は無常である、そのことに昔の人はどのように対処してきたか、
そして無常に対して、現代の私達はどう向かいあうべきか。その考察。
「夢の外へ」、「夢の内へ」、「夢と現のあわいへ」の3つの分類によって
説明される、はかない現実への対応の仕方は分かり易い。


 こういう角度から日本文学を読むのも、面白いな〜と思いました。