今日の日経新聞の夕刊を見たら、小林多喜二の蟹工船(新潮社文庫)がヒット中だとか。
例年5000部のところ今年はすでに57000部行ってるだとか。
プレカリアートとかワーキングプアとかそういう話題の多い今の時代らしいですね。
とりあえず、著作権が切れてる名作なので青空文庫で読めるわけで、
流行してるのが財布に痛くないもので良かった良かった。
これで出費なしで流行してる本が一冊読める(笑)
小林多喜二 蟹工船
まあ、買ったところでたいした出費ではない(と言いたい)のですが、
こういうハングリー精神な作品を安いものだと思って、すっと買って読んでしまうよりは、
手間かけて調べてただで読めるところを見つけて、がんばってただで読んだほうが、
筆者に敬意を払っているような気がしなくもないのです。何か変?
どっちにしても御本人にも御遺族にもお金入るわけじゃないしね。
警察にパクられて拷問されて死んでしまわれましたから。資本と警察の癒着に気をつけるべし、
それは今も昔もかわらないところ。
それでも本で読みたい人には↓
- 作者: 小林多喜二
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1954/06/30
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- 作者: 小林多喜二,藤生ゴオ,白樺文学館多喜二ライブラリー
- 出版社/メーカー: 東銀座出版社
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