宝塚歌劇を観る

 宝塚大劇場にて、『虞美人』を観る。色々な用でこの地を訪れたことがあるが、
宝塚歌劇を観るというのは初めて。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/165/index.shtml


動きを観ていると、手塚治虫の漫画が宝塚歌劇に影響を受けたということが、
よくわかる。姿勢とか動き方とか。


項羽と劉邦の物語だけど、項羽が悲劇の英雄として描かれていて、
劉邦のほうは人望があって運が良かったから世渡り上手に天下取っちゃったって感じ。


言うまでもなく、項羽と虞美人の甘ったる〜い純愛物語で、しつこーく延々と愛を誓い合う2人なのです。
最後は四面楚歌から、虞美人の自殺〜項羽の自殺と続いて、最後に二人は天で結ばれると。
(歴史上の事実なのでネタバレには当たらないよね)


しかし、最後のダンスとか、男役の方は男性より男性的で力強い動き。
よくここまでトレーニングを積んで演じられるものだなあ、と素直に驚いたのでした。


宝塚大劇場への道中、綺麗な桜並木がありました。花の道、と言う名前らしい。