Nja

怖道7号凄すぎ♪

 「行かないで、ダン!」「アマギ隊員が、ランチなんだよ!」いえいえ、ウルトラセブンの話じゃなくって、今回の話題は同じ7でも道路の7号。

2003/12/12の意識的努力と意図的無苦悩 http://d.hatena.ne.jp/kuyu/20031212

去年の12月12日に、ここを走ろうとBikeFriday Metro7で生駒から富雄に出て、富雄川沿いを北上、くろんど池を越えてさらにくるくるくるるんとペダルを回し続けていたのですが、その挙句「土砂崩れのため通行止め」(警備員のおっちゃん付き)にめげて険道・怖道7号線を走ることをあきらめたのでした。

 今日再び、CannondaleR800(右上の写真の自転車)で行ってきました。出発したのが昼の2時頃。最初はくろんど池に行ってまったりして帰ってくればいいかなと思い出発。途中、くろんど池は前もいったので他も探索しようと生駒市の高山地区を散策。古い民家が多く、茶筅で有名、空気の綺麗なサイクリング向きの町。

ちょっとぶらぶらしてくろんど池へ。梅雨の中の晴れ間のため、たくさんの人々がくろんど池でまったりしてました。たくさんの人々と言っても、あくまで普段のくろんど池と比較してたくさんのと言うことで、USJ東京ディズニーシーのような人の山ではありませんので念のため。

 くろんど池の回りをくるくる回ってるうちに、険道7号のことを思い出しました。そういえば、去年の師走に来たな〜、土砂崩れどうなったんだろ〜ともう一度看板のあった場所へ行ってみると!なにもない!通れる!!!

 思い立ったが吉日、義をみてせざるは勇なきなり(←少し違う)リベンジあるのみです。登り〜登り〜、奈良側はそれなりの登りです。登りが終わっていよいよ降り、大阪側ですが、交野CCを越えたあたりから物凄い傾斜!

しかも一車線!ところどころすれ違えるところが申し訳程度にあるくらい。しかもなぜか意外にも結構車通るし!なぜにドライバーのみなさんは素直に国道168号で枚方方面に出ないのか、すごく謎です。もし自分が車を運転していたらと考えると、絶対この道通りたくありません。前の車が対向車すれ違いに苦労しているため、足止めをくらったり。この傾斜では本当にすれ違いは怖いです。さすが、「怖道」の称号は伊達ではありませんでした。路面は速度の出すぎを防ぐため、紺色のアスファルトに朱色のもこっとした段差が付けられています。阪神タイガースの黄色と黒の縞々が、朱色と黒に変わったようなイメージです。ロードのブレーキなので、ちょっと握力に負担がかかりました。

ところどころ2車線になりますが、安全のために中央線に杭が延々と一定間隔で埋め込まれていて、それぞれの車線は車がぎりぎり通れる程度。自転車が、後ろからくる車に道を譲ることもできないくらいの幅です。つまり、おいらは降りではほとんど写真を撮るために立ち止まることはできなかったのです。だって後ろから車来てたから。

↑この一枚は、登りの途中で撮った写真です。

 なんとか下まで降りると、墓場の横を通った後に葡萄畑の前に出ました。

枚方市街の方を向くと、こんな感じ。

今回大阪に出る用事はないので、そのまま帰路に・・・、ですが・・・・凄い登り坂!!!当然と言えば当然ですが。凄い降り坂降りてきたんだから。帰路概観。

どっちみち対向車来たら降りて避ける必要がある場合が結構多いので、のんびり登ってところどころで写真を撮りながら進みました。距離こそそんなにないものの、ロードの前輪が浮きそうになる急斜面が結構多く、暗峠と同等以上にストレスな部分も何箇所かありました。

↑急傾斜+凸凹+急カーブ+対向車の可能性
暗峠の○印道か、怖道7号の赤紺縞々道か!がたがたが体力を奪う・・・。

地面のぽこぽことした起伏、暗峠並みの傾斜で十三峠的なヘアピンカーブ+突然の対向車、なかなか走りがいのある登りです(汗)。

 なんとかようやく登り終わって、降りは快走。再びくろんど池経由で、富雄川沿いに走り真弓で左折してちょっと登ってシルクロードへ。試乗車のうち、前あったスカルペルとシルクロードオリジナルMTBは売れちゃったそうで、その内あの超軽量スコットスカンジウムフレームのMTBも売る予定とか。その代わりに新しい試乗車が来るそうです。スコットのカーボンロードとか、デローザとか。それ以外に、スコットのフルサスが一台、すでに試乗車として並んでいました。今日の店長さんのお話は、「BBからフロントハブまでの長さの重要性について」や「理想の六角レンチとは」などで、大変興味深いものでした。

 夜になるとヘッドライトの電池が減るので明るい内に帰宅。梅雨で鬱々としていた気持ちがどこに行ったのか、すっかり明るく元気になって帰宅です。