フライパンを買い換える

 2年半くらい前に買ったフライパンがダメになってきたので、新しいのをザ・ビッグエクストラで買った。

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前回と同じ型番ではないが、大体似たようなフライパンだ。買った店も同じ。今回のは税抜で597円。前回の価格と比較すると確実に値上がりしている。それでもフライパンとして高い金額ではないが、やはり円安&インフレ&物価上昇の影響を受けていることは否めない。

なお、ついでに買った極小粒納豆は3パック67円で、ミディトマトは1パック357円だった。

5年後10年後にこの記事を読み返したら、「あの頃はまだいろんなものが今と比べたら安かったなあ」などと思うのだろうか?

Shimano FC-6800のチェック

 要するにこちらの件
お客様への無償点検プログラムに関する重要なお知らせ (shimano.com)

 デュラエースクランクを装備した自転車は持っていなくて、アルテグラのFC-6800クランクを装備したのは2台ある。2台はそれぞれ別のショップで購入されたもので、検査対応店なら別にどこでも対応してくれるという話らしいのだが、1台はロード、もう1台はリカンベントなので、やはり「餅は餅屋」、リカンベントリカンベント屋なので後日HC-WORKSに行こうと思う。まずはショップまでロードバイクに乗っていくのであった。

 まだ無償点検プログラムが始まったばかりで、なんと自分のカレラが記念すべき(?)そのショップにおける点検1台目。作業の流れがメールや動画でシマノから送られてきているようで、ひとつひとつ確認しながら丁寧に目視チェック。特別な検査器具などがあるわけではなく、あくまで目視。アルテグラの方は右クランクだけでいいのでデュラにくらべて少し楽だとか。念のために私も横から目視チェック。

ハードな環境下で酷使されたりしていないこともあり綺麗なもので、無事合格。晴れて継続使用できることとなった。これで今後折れたりしないんだよね?、シマノさん。

スマホの購入

 iPhone6sも使い始めてもう7年くらい?

自分なりに大事に使ってきたつもりではあるけど、同時に酷使してきたという自覚もあります。そろそろ次のを・・・

でも最近のiPhoneはなかなか高価で、決断に至りません。そんなに高性能が必要な訳でもないですから。

そんなこんなで検討した結果、ゲオモバイルにてiPhone SE第2世代の中古で128Gの状態の良さげなやつがあったのでそれを購入。同時にahamoからUQモバイルMNPして2万円引き。5000円台半ばくらいで済みました。回線変更事務手数料が来月引き落とされますが、同時にamazonプライム3か月無料がついてきたので少し相殺。

スマホ:iPhone6s→iPhone SE(第2世代)

回線:ahamo→UQモバイル

になりました。

最新世界紛争地図

 図解でとってもわかりやすい、一冊丸ごと世界中の紛争の本。

 出版されたのが2020年の本なので、ロシアがウクライナに侵攻して戦争になったとか、アゼルバイジャンアルメニアの紛争でナゴルノ・カラバフ共和国が消滅したりなどは掲載されていないのだけど、その時点としてはかなり網羅されている印象。

 ちなみにロシア/ウクライナについての「今後考えられるシナリオ」は次の3通りだと書かれています。

1.2019年5月に選出されたウクライナのゼレンスキー大統領が、力関係を変化させる。ミンスク議定書の内容は遵守される。憲法を改正し、東部地域の人々により多くの自治権を与えるだろう。ロシアに対するヨーロッパの経済制裁は解かれる。ロシア政府とウクライナの関係は正常化する。

 

2.ミンスク議定書は実行に移されず、ウクライナ東部地域に自治権を与えようとはしないため、武力衝突が散発する。ウクライナ汚職にうんざりしたヨーロッパは、ウクライナへの支援を減らすが、ロシアに対する経済制裁は続行する。

 

3.ウクライナ政府(西側からの武力支援を受けている)とロシア政府(西側からの反発を受けずに勝利しようと望む)のあいだの紛争が再び発生する。戦略がこのあとどう変わるかについては、無数の可能性が考えられる。

結果はご存じのとおり、3.になってしまいましたね。こんな大規模で長引く戦争になるという予想は書かれていなかったですが、紛争の再発生は想定されていたみたいです。いつ終わるのかな・・・

 中国/日本についても今後考えられるシナリオが書かれています。

1.中国の国力増大と、日中間の緊張の高まりにより、周辺諸国は日本とアメリカに接近する。日本は軍事力を増強する。

 

2.アジアにおけるリーダーシップをめぐって、中国と日本の競争が激化する。中国は一部のアジア諸国が持つ反日感情を煽って彼らを味方につけ、日本を孤立させ、アジア地域で主導権を握る。日本は態度を硬化させる。

 

3.日中両国は協力して地域の安定化に努め、それぞれが確実に繁栄の道を歩めるようにする。日本は過去に犯した過ちを認め、中国やASEAN諸国との和解が成立する。中国からは反日運動がなくなる。

 3になったらいいと思うけど、現実は日本が1中国が2を狙ってるような印象が強い今日この頃。今後どうなるのかな、平和な関係でいられますように。

ページをぺらぺらめくって眺めているだけでも面白いので、紛争の情報が好きな人には一読をお勧めできる本でした。

今頃「命の経済~パンデミック後、新しい世界が始まる」を読んだ

 2020/10/15に発売されたジャック・アタリの「命の経済~パンデミック後、新しい世界が始まる」を読んでました。

「コロナ渦後の今」という言葉も日常の会話でもよく聞かれるようになり、「ウィズコロナ」という冗談みたいなフレーズも、実際そこらここらにコロナにかかってる人が普通に社会生活してたりするようになって馴染んできた2023年10月の今、改めて読むのも面白いだろうと思ったのでした。

 読んでまず出てきたのが「あー、確かにあの頃はこんな感じだったなー」という昔々を懐かしむような感覚。2020はもう今昔物語みたいな世界ですね。そう、この本はあの頃の世界の様子を思い出させてくれます。ロックダウンとか水際対策とかで混沌としていた世界。

中国政府がcovid-19発生を隠そうとして対応が遅れて世界に広がって、韓国と台湾が独自のやり方で上手に対応したのに西欧社会が誤って中国モデルを追いかけて遅ればせながらのロックダウンを行い、あっちもこっちも経済が無茶苦茶になって・・・

中国モデルへの舌鋒鋭い批判から、ジャック・アタリの自由と民主主義への思いの強いさが改めて伺えました。

 また、ワクチン開発と治療薬への期待。当時世界は本当にコロナワクチンを待ち望んでいたのですね。今の論調とは大違いです。

それから、気候変動で気温が暑くなったら人間の免疫が落ちるのでインフルエンザが夏にも流行するかもしれないという話も書いてあって、先見性あるなーと思いました。まさに2023年の今起きていることですね。

 一方、著者の言う「命の経済」については、ほんとにそんな未来くるのかなーと思うところも結構あります。「元の世界には戻れない」を連呼するアタリ氏ですが、今となっては観光なんかかなり復活していますし、外したところは外したのかなと。とはいえ気候変動や独裁主義の危機にはちゃんと対応しないとほんとに危ないので、その辺は氏の警告に耳をもっと傾けてもいいのかもしれません。そして次のパンデミックに備えるということもしないといけません。権威主義的な監視社会にならないように気をつけながら。

もう一つ輪行袋を買い足したいような