梅田で道を訊かれる

 阪急梅田駅近くでおばあさんに道を訊かれた。
「阪急ダイイングステージってご存じないですか?」
"Hankyu dying stage!?"それってなんだろう?百貨店と言えば赤ちゃん用品からお年寄りの洋服まで扱うものであるが、とうとう・・・。もしかして高齢化社会のニーズの一つとして、「阪急のホスピス」、あるいは「阪急のお葬式」とか?そりゃ人生の最後だ、百貨店のサービスで高級にやりたいという人がいてもおかしくはない。しかし、おいらそんなの聞いたことないぞ・・・まさか「阪急、滅亡の段階!?」と訳すべきなのか。いやそれじゃ場所ではないし。うーんと考えてると、
「ポンテベッキオとかいうところ・・・」
とおばあさんは言い出すではないか。おばあさん、それは阪急ダイニングステージ。それならおいらにもどこにあるかわかる。"dining"と"dying"はちがうよ〜。