よく「死ぬ時に後悔しないように」とか「死ぬまでにもし後3か月しか時間がなかったら」とか
そういう文章を目にするのですが、個人的には死ぬまでにやっておきたいことというのは
何もないのです。だから、「あと3か月(別に半年でも一年でもいい)あったら、あなたはなにをしますか?」
という通俗的心理学や人生論にありがちな質問をされたら返答に困ってしまいます。
もちろん、時々自転車に乗ってでかけたりするし、美味しいものを何か食べるかもしれないし、
図書館で読んだことのない本を借りたりするかもしれないけど、それらのことって
自分が80歳まで生きると仮定しても同様にするでしょうし。
それに暇があるからとか、何もしてないのも何なのでとか、肉体と精神の健康維持上の都合でとりあえず
何かしているだけという側面が強いので、死ぬのが決まってたら逆にすることは減ってしまいます。
記憶の限り、誰かに言い残したこともないみたいだし。
結局のところ、今と同じようにたらりたらりと時を過ごすのだろうな。