DIE 64.2-26 - こぐ日記に引用されている交通新聞の記事より
2006年(平成18年)夏、東京の日比谷公園。当時警察庁の交通局長だった矢代隆義警視総監が自転車に乗る姿があった。自転車の前後には砂袋。交通警察のトップ自らによる3人乗りの走行実験だ。
こぐさんは、警視総監の実験が実際に交通のある朝夕の道路で行われていない点を指摘されています。
それに加えてもう一点、いくら重さが同じであっても、積荷として子供と砂袋はまったく性質の異なるものです。
子供(赤ちゃん、幼児)は想定外に突然動き出す生物なのですから、自転車に予測できない重心移動が起こる可能性が常にありますね。
もちろん警視総監が赤ちゃんで人体実験をして事故があったら大変だからそんなことはできないというのもわかるのですが、
もう少し、想定される現実に近い実験が可能ではないでしょうか?
自転車で砂袋を運ぶのも大変ですが、今現在合法であることを考えても、たいした危険が伴うものではないのは自明ではないでしょうか。
最初はバランスを取りにくいかもしれませんし、無積載の自転車と同じようには乗れないでしょうが、慣れてしまって、その状態を考慮した
乗り方をすれば大丈夫かと思います。
電動でランダムに動いて重心を変化させる重りとか、子供と同等の体重の動物を前後に乗せてみるとか(優しく乗ろうね)、
前後に子供を載せた状態により近い実験を行うための、何かしかの工夫が可能でしょうね。