魂の値段

チベット ニュース多すぎ・・・ - kurukullaの日記で見つけた、
ちょっとブラックなジョーク。
中華人民共和国雲南省で仕入れられたものらしい、
雲南省少数民族が多い地域として有名だ。
取り上げようかどうかためらったが、
昨日の黄砂がひどかったので掲載に躊躇いがなくなった(笑)



ある男が山道を歩いていた。見ると、道ばたに布を広げて商売をしている老人がいる。


 「こんなところで物を売っても、客は来ないだろうに」


 と思いながら近づくと、老人に見えたのはどうやら人間ではなく、悪魔(原語は魔鬼)らしい。
売っているのは、色のついた液が入っているガラス瓶だ。
恐ろしく思ったが、好奇心が頭をもたげてきて、聞いてみることにした。


 「いったい、何を売っているのですか?」


 すると悪魔は「これかい。さまざまな民族のさまざまな魂、心さ。
モンゴル族の“勇猛心”、チベット族の“宗教心”。何でもあるよ。どうだ、ひとつ買わんかね」と言う。


 値段はそれぞれ違うそうだ。そこで「一番高いのはどれですか?」と聞くと、
悪魔はしばらく探して、とりわけ小さな瓶を取り出した。中は無色透明な液体だ。値段を聞くと、とてつもなく高い。


 「それは、いったい何ですか。どうしてそんなに高いのですか」と聞くと、悪魔はこう答えた。


 「これか。これは漢族の“良心”さ。なにしろ品薄で、どうしようもないんだよ」……

悪魔でも、仕入れに苦労したりするんですね…


※実際には漢族にも良心ある方はおられますので、誤解のないように