どんなウェアを着て自転車に乗ろうかというのは、春夏秋冬一年を通してサイクリストが考えがちなことで、アンダーウェアについてもそれは同じ。冬場はアンダーを何にするかで快適さが全然違ってきます。
安くて暖かいということで、ユニクロのヒートテックを選ぼうとする人も多いかもしれませんが、本当にそれでいいの?と問いかけたのがこの記事。
はてなブックマークの数が1601と尋常じゃない数が付いているのを見てもわかるとおり、自転車乗りや登山者の間で、この記事は随分有名になった様子。
でもそれからしばらくしてユニクロに行くと、なんとヒートテックを着てエベレストに登りましたという人が広告に使われていました。
その秘密を教えてくれたのは、同じIT技術者ロードバイク日記のこちらの記事。
一言で言ってしまうと、ヒートテックの下にミレ ドライナミックを着ていたということで、アンダーの下に更にアンダーを重ねていた模様。上記ブログ記事よりその秘密が書かれた部分を引用します。
ミレは老舗山岳メーカーである。汗冷えで命を危険に晒すことなど言わずともわかっている。このミレ ドライナミックは独自の「網シャツ」構造で高い通気性と疎水性に優れ、熱伝導率の低いポリプロピレンを主体構成されている。それが「ミレ ドライナミック」の正体だ。
このミレ ドライナミックは体に隙間を作らず、ぴったりとフィットしている特性から、このドライナミックの上にさらに吸汗速乾ベースレイヤーを着ることを想定している。ファイントラックというメーカーがレイヤリングを提唱しているが、ミレ ドライナミックはレイヤー0に相当するドライレイヤーだ。
続いてかいた汗は即座に上のレイヤー(今回はヒートテック)に吸い上げられ拡散する(ヒートテック極暖の乾きが遅い話は別として)。これはレイヤー1として位置づけられ汗を吸ったベースレイヤーをメッシュの厚みが肌から離すことで、汗冷えや低体温症のリスクを軽減するのだ。
登山経験がほぼゼロに近い私は、ミレと聞いてもさっぱりわからなかったのですが、老舗山岳メーカーなのですね。やっぱり餅は餅屋なのでしょう。
これは凄いな、私達サイクリストも、ミレのドライナミックを活用したほうが良さそうだ!と思ったのですが、take3さんが、サイクリストがミレを着用した場合の、意外な危険性をブログ記事で紹介されています。何事も実際に使ってみないとわからないものですね!
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かなり笑いました。今までtake3さんのブログを読んで、参考になったり、感動したりしたことはあっても、ここまで笑えたのは初めてでした!!!
珈琲淹れなおさなくっちゃ。
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