翔んで埼玉とか、こちら埼玉山の上大学ボクシング部とか

 TVで地上波初登場の「翔んで埼玉」を観た。


今年に入って、映画館はおろかTVやDVDやネットで観るのも含めて、全然映画を観ていなかったので、今年初めて最初から最後までしっかり観た映画が、「翔んで埼玉」ということに。

原作は読んでいたけれども、原作にない部分が大幅に追加されていて、埼玉最大のライバルである千葉の大軍勢との争い→共闘関係や、神奈川と東京の同盟、そして最後の方の「日本埼玉化計画」などは、初めて知るストーリー。

原作は、今となって見れば、あれはやはりいくらかのフィクションを含んだ、昭和時代の埼玉の話と言わざるを得ない。それを多少の強引さを伴いながらも、ちゃんと現代と接合しているところが凄い。

作者も作風もコンセプトも掲載雑誌も違うけど、同じく埼玉が舞台の 

 のことを思い出したりもした。「翔んで埼玉」で昔の埼玉に興味を持った人は、こちらも読んでみられたら面白いのではないかと思う。部長が身を偽って必死に浜っ子ぶったりするシーンが最高に笑えたのを今でも覚えている。

翔んで埼玉みたいなのを近畿を舞台にしてできないか?みたいな話はtwitterでも盛んにされていたけど、近畿で埼玉役をするとしたら奈良か滋賀らしい。それも面白いかもしれないが、奈良は漫画家で言うなら魔夜峰央というより諸星大二郎ぽいよなあと思う。

翔んで埼玉

翔んで埼玉

 
翔んで埼玉

翔んで埼玉

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: Prime Video
 

 埼玉も群馬も行ったのは一度だけで、どちらもリカンベントを見に行くためだけのために行ったので、機会があればまた訪れてみたい。