G.ガルシア=マルケスの新作"Memoria de mis putas tristes"

http://www.zakzak.co.jp/gei/2004_10/g2004102116.html
「愛その他の悪霊について」以来だって。とりあえずスペイン語版が発売されたみたい。
"Memoria de mis putas tristes"は今のところ「悲しき売春婦の思い出」と訳されています。"mis putas tristes"は直訳してしまうと「悲しき我が売春婦達」となるわけですが、この小説は90歳の老人が過去を回想してそれまで買ってきた売春婦達の思い出を語るという話だそうです。
Memorias de mis putas tristes(スペイン語)

El libro narra la historia de un anciano de 90 a?os que desea disfrutar una ?ltima relaci?n sexual.

「この本は、人生最後の性的関係を楽しみたがる90歳の老人の物語です。」とでも訳せばいいのかな。マルケスによると、川端康成の「眠れる美女」へのオマージュだそうです。川端康成をちゃんと読んでいない私にはよくわかりませんが。
Memoria De Mis Putas Tristes / Memories of My Melancholy Whores / Garcia Marquez, Gabriel - 紀伊國屋書店ウェブストア
日本語訳が出るのを待つのも面倒なので、とりあえずスペイン語版を注文。読めるかどうかは来てから考えることにした。