激怒に身をまかせてはいけない、というヘビメタもある

http://d.hatena.ne.jp/miharuq/20050917#p3を読んで書こうと思いながらも忘れてた。というのも、

ロックって、怒りを表現するものだと聞いていた*1が違うの?

とみはさん(id:miharuq)が書かれていました。それでYngwieの"Trilogy"というアルバムの"Fury"って曲を思い出したのです。歌詞は激怒に身を任せないようにという内容。意外にも自制的なインギーですが、多分いろいろ破壊した挙句の反省なのでしょうと推測。

Trilogy

Trilogy

アルバム半ばの5曲目が"Fury"。

I now tell you a story,
That no one ever heard before.
It is the tale about the fury,
Remember wisdome is your strength.

はっきり言って出だしで勿体ぶりすぎです。なんか「中学英語でわかるヘビメタの歌詞」とか言う本があれば、速攻掲載されてしまいそうなストレートさ。ここでちゃんと意味がありそうなのは
"Remember wisdom is your strength"
くらいかも。「知恵こそがあなたの強さだと覚えておきなさい。」その次は、

It said you're such a fool
Just let my evil rule.

いきなり"evil"が出てくるところがインギーらしいですね、ヘビメタですね、はい。そしていよいよサビの部分。

No,it's burning like a flame,
Now nothing seems the same.
I've lost control of mind and body
My soul is in its hand
It's wish is my command.
Enslaved forever by the fury,
By the fury,no!

自分を失って、激怒が主人になってしまうってことですにゃ。自分自身の主権を激怒に奪われてしまって激怒の下僕と成り果て・・・(汗)。


この物語的(?)歌詞は2番へと続いていくのですが、2番では

"I'll make you love the pain."

とか、けっこう怖い歌詞も。今日のところはこの話はここまでで、ではまた。