http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070222i506.htm?from=rss
【ロサンゼルス=古沢由紀子】ユダヤ人人権団体の「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)は21日、徳間書店の新刊書「ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」について、「反ユダヤ主義をあおる内容だ」として、同書の販売を取りやめるよう要請したことを明らかにした。
同書の広告を掲載した朝日新聞社に対しても、「広告掲載の経緯を調査してほしい」と求めたという。
同書は、米誌フォーブスの元アジア太平洋支局長ベンジャミン・フルフォード氏と、ニーチェ研究家の適菜収氏の共著で、今月発刊された。サイモン・ウィーゼンタール・センターは反ユダヤ的な著作物などの監視活動で知られている。
徳間書店は、「現段階では、コメントできない。申し入れの内容を確認したうえで、対応を検討することになるだろう」と話している。
(2007年2月22日14時0分 読売新聞)
サイモン・ウィーゼンタール・センターと言えば、かつてマルコ・ポーロを廃刊に追い込んだ組織だ。
小学館が耐えられなかった強力な言論封殺の圧力に対して、徳間書店が耐えてくれれば良いのだが、無理かもしれない。
このまま手に入らなくなってしまったら損だと思って、amazonで早速注文してしまった(爆)
書店で売られている大抵のユダヤ陰謀説や反ユダヤ本はほとんどが眉唾物で面白くないと認識しているが、
ベンジャミン・フルフォードの著作については別だ。氏の主張が真実かどうかなど私には分からないが、
読んでいて興味深いことは確かである。たくさんの"反ユダヤ主義的"な駄本については特に目立った抗議もしていない
ヴィーゼンタールが、フルフォードの新刊については販売開始月から出版差し止めを求めていることからして、
その興味深さと与えるであろうと推測される影響力が伺い知れるではないか(笑)
共著者の適菜収が訳した「キリスト教は邪教です!」も面白かったし。
ニーチェは見抜いていた ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ
- 作者: ベンジャミンフルフォード,適菜収,Benjamin Fulford
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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