正月の価値

 一年中アンバランスにやたらめったらいそがしくしているから、
多少はペースダウンできる正月がありがたく思えて、その正月が過ぎるとまたGWや盆まで
一目散に機械的なまでにいそがしい生活に戻っていく。もっと重症の人になると、
いそがしさにしか親しむことができなくなって、ちょっと休みが続くと手持ちぶさたになって辛くなってくる。
しかし働いている日常は幸せかというとそうではなく、皆死にそうな顔をして通勤している。
あけましておめでとうどころではない。この在り方そのものを問い直さねばならないのではないか?