タイプR

 たくさんの情報を処理することであっても、例えば分厚い小説であるとか、あるいは単元ごとに整理された問題集のように、それぞれの情報が何の目的のために存在するか明確であれば、あまり混乱はきたさないのです。

何が言いたいのかというと、ハローワークのウェブサイトとか、フロムAなどは一番見ていて疲れます。たくさんの互いに関連性のない企業が主観的に書いた求人広告がインデックス別になっているとはいえ、かなりの重複を含みつつ、またその中にやばい企業や悪い嘘がある企業の求人広告も含みつつ、一つの大きな混乱を描いているように思えます。ハローワークの二段階制、つまりまずPCで調べて番号を受付で言ってはじめて詳細情報を持ってきてもらうというのも、検索者の手間を増やすばかりです。以前、とある教育関係の団体の求人をPCで見て、これはいいかもと思って受付に持っていきました。担当者はそこからデータを取り出し、その段階になっていきなり「あなた中国語できますか?」と聞くのです。

できないってば。なんのためにわざわざPC離れてプリントアウトした紙持って、受付の前に並んで待っていたんだろう。最初っから「要中国語」と書いておいてくれれば、こんな風に時間を無駄にしなくて済んだのです。

 そんなこんなで、求職活動はわたしの最も苦手なことで、ストレスのたまりやすいことです。東京の方から、求職を助けるエージェントみたいな人がいるとMLで伺いました。そういう職業が成立するのもすごくよくわかります。この情報の混乱の中から合った仕事を見つけてくれるのなら、報酬を払ってもいいと考えるのも道理のあることです。

そんな訳で、昼までフロムAとか見て電話かけてだめだったりとか、いろいろあって昼には疲れて寝てました。そこでPCを開くとメールが・・・。「今日Via Cycles Villageに行きましょう。」という内容。そうそう。こういう日には自転車でどこかにでかけちゃうのがいい。Via Cycles Villageというのは大阪市北区浮田2丁目にあるお洒落な自転車屋さん。メールを送ってくれた方と打ち合わせして、肥後橋で待ち合わせです。

 例によって、自宅から十三峠を越えて八尾市内へ。時間はたっぷりあるのですが、個人的感情として生駒山ははっきりと明るいうちに越えておきたかったのです。峠越え後、道を一つ右にまちがえ大阪経済法科大学の構内から抜けようとしたらその先にあったのは墓場と農家の方用の狭い道だけだった。引き返し。枚岡のほうまで走ってから大阪市内方面に方向転換。八尾市と東大阪市内は大阪市内に負けず劣らず交通量が多いので注意が必要。しかもでっかいトラックと狭い道(汗)。やがて大阪市内に入って、道を適当に進みます。時間が余ってるので麦酒食堂に行って、生ベーコンをつまみにドイツビールを飲んでいました。「暇があればおまえは酒を飲んでいるのか」という問いにはお答えできません。なお今度の土曜、日曜、月曜はお休みだそうです。

 時間がきたので肥後橋に向かい、朝日新聞ビルの前で集合。Viaさんに向かいます。Viaさんに着くと、そこにあったのは・・・・・・