「お金のいらない国」コミュより転載

 トピ主さんが、リンク、転写、引用大歓迎と書かれているので丸ごと転載してみる。
自分にとって、なんだかちょっと考えさせられる言葉なので。

構造的に格差とは是正されないような


仕組みに成っている。




100人の村では、


6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍


80人は標準以下の居住環境に住む




つまり


思うに上位10人くらいで世界のほとんどの富が所有されている


と思われる。


文字通りの大金持ちである。


彼らはもはや、仕事などせずとも


生活できる、それどころか投資による利益で


資産はどんどん増えてい一方なのだ。




勘違いしてはいけないのは、


現在の経済システムにおいては国家は


格差を是正しなければならないと言う


責務はない。


是正しようにも、金持ちの6人は


アメリカ人なので、日本人の私達には


どうしようもないね。




金持ちはさらに金持ちになってよいのだ


貧乏人が増えてもそんなことは関係ないのだ


しいていえば、選挙対策として思案されるぐらいのもので


国家は国民の最低限の生活は保障しましょう


と言っているだけです。




金持ちから財産をぶん取って、


貧しいものに分配する権限はない


そんなことしたら犯罪となる。


どれほどに、貧しい人が増えようとも


金持ちから、財産を横取りしてはいけない


財産の所有を保障しているからである。




したがって、どれほどに税制改革をしても


それは根本的に、財産を再配分する事には成らない




「メイクマネーだ。貧しい者達よ。


ここまで這い上がって来い。人生の成功をつかめ。」




「自由市場原理において、何時でも誰にでも


門とは開かれている。君にもチャンスはある」




「さあ、君も大志を抱こう!」




ついつい騙されてしまう。




君は成功したとしよう。君は新たな市場を開拓し


先駆者となったのだ。しかし、それはお金を流通させる


領域の開拓とお金を使って生活する人々の確保を


手伝っただけともいえる




君は知らずいらずにお金持ちの、投資先となり


利益を納める駒となった。


経済が活発になればなるほど格差は開く


また活発でなければ、弱者は収入を確保できない。




そういう仕組みなのだ。




大金持ちの経済効果というものは。


国家をも凌ぐであろう。


どんなに買い物しても、結局その利益が


また自分の所に戻ってくるのだ。


どれほど税金を納めても、国家事業を受注すれば


それはまた、利益をもたらす。




解決策は、二つ


一つは直接貧しい者達に、


お金持ちが、財産を寄付する以外にないのである。




もう一つは、


お金持ちを羨ましく思わない事だ


お金がなくても楽しく暮らせる方法で皆が生活できれば


お金持ちの為にお金を稼ぐ仕事に就かなくて


すむ。市場は縮小していくだろう。


金持ちは困るだろうが、生活力をつけた君達は


何の不自由もなく生活できるであろう。

元々の文章は↓にあります。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=25351616&comment_count=5&comm_id=401385