実家のたたみ方

  まだまだずーっと先のこと(であってほしいと思うの)だけど、

いつかはたたむことになるかもしれないのだろうなあと思う。

折りたたみ自転車の話ではなくて、おうちの話。

親戚の逝去、家族の病気などがあると、知っておいたほうがいいのかなという気持ちになって、でもまだ本を買って勉強するほど逼迫してはいないので、とりあえず図書館で「実家のたたみ方」という本を借りて読んでみたり。

実家のたたみ方

実家のたたみ方

 

至って実用的な本で、主に空家の問題が取り上げられている。全体を通して、読者に寄り添った形の文章で読みやすいし、実家のいろんな相続のことで悩んでる人に寄り添う姿勢は感じられる。この本の著者さんの主張としては、とにかく空家があるのは地域にとって良くないので、早めに売却するなり賃貸に出すなりしましょう!という意見に思えた。あと、後の世代への責任感が強い人なんだなあという印象も受けた。

山林とか農地とかうちに関係ないし、特にこれといった財産を持ってる家ではないので、大した手間はないはずなのだけど、まあでも知っておくに越したことはないよね・・・。今後の世相を考えると、一般常識としても。

いろいろよくまとまっているので、気になる人は読んでみるといいかもしれない。もっとも、実際にこの本をマニュアルとして実家処分の手続きをした訳ではないので、どこまで使える内容かは、私にははっきりとはわからないけど。