嵐山と言えば渡月橋。例年のこの季節と比べたら人は少なく。インバウンド華やかなりし頃なんて、世界中から観光客がやってきて、ぎゅうぎゅう詰めだったんですから。などと言っても遠い昔の話をしているような気分になってしまうコロナ禍の2021年。
広々とした空間が気持ちいい。
まさに嵐山な風景。
対岸もやっぱり人は少なめ。
観光客と人力車を引く人との会話が聞こえてくる。
「去年と今年のお客さんはラッキーですよ。こんな空いてる嵐山、来れませんよ。」と。
確かに人混みがコロナと無関係に得意じゃない私も、コロナ禍以前は嵐山にタッチしてUターンするみたいな走り方をすることも多かった。
今なら一人でゆっくりここで時間を過ごせる。
ある意味では稀な機会と言えなくもない。
まるで奈良のような空っぽさ。