いつからか、「間違いのないもの」という意味で「鉄板」という言葉が使われるようになったみたい。
「〇〇は鉄板ですよ」などと言ったように。
しかしたまに「このアルミホイールは鉄板ですよ」とか、「あのカーボンフレームは鉄板です」なんて言う人がいて、品質を評価しているのか、逆に素材の割に重たいということなのか、聞いていて思考が混乱してしまう。
自転車界では重たいホイールは「鉄下駄」と呼ばれるので尚更ややこしい。
でも本当の鉄下駄は足が内出血しそうなくらい重たくて、完成車についてくるシマノの安いホイールどころではないのだ。昔々修験道のお寺で履かせてもらったが全然歩けなかった。
みんなでごはんするときは鉄板焼きが鉄板ですよなどと言う人も広い日本にはいるのだろうか。ほとんど小泉進次郎のトートロジーのように聞こえてしまう。
そんなこんな。