くろんど池ってどうして「くろんど」なんだろう?

 おとついの日記にちえさんからコメントをいただいたのですが、奈良におよそ16年くらい通算で住んでいて、くろんど池は何度も訪れ、中学の時には泊りがけキャンプさえしたことがあるというのに、実は私はくろんど池の「くろんど」がなんという意味なのかさえ知らなかったということに気付いてびっくりしてます。

 あのキャンプは、

くろんどの意味がなんなのかさえわからず震えてた15の夜〜♪

だったのですね(汗)。現実は、バイクを盗むことはなく、逆に夜中に岸に括りつけられてた貸しボートに乗って友達としゃべってたら、それこそ盗んだバイクに乗って集まってきたような「族」な団体様御一行が岸辺で群れてて、冷えてきたから三人ともテントに帰って上着を取りたいのだけれども族がいるので身を隠さざるをえず、震えてたりしました。もちろんくろんどの意味がなんなのかさえわからず・・・

 普段使ってるのに意味を説明できない言葉ってありますね。最近書店に行ったら、外国人のダーリン(だったっけ?)って本が置いてあって、外国人の彼氏が日本人の著者に「「つかぬこと」ってどんなことなの?」とか「「ぶん殴る」の「ぶん」って、どうして「ぶん」なのかな〜?」となかなか困ってしまう質問をするのです。

 幸いなことに、くろんど池の場合はそこまで難解ではありませんでした。あっさり検索で引っ掛かったよ♪

生駒八景 http://www5f.biglobe.ne.jp/~works/ikomahatsukei.html
> この池の名前の由来は蔵人(くろうど)職の貴族がこの池を灌漑の目的で築造したのが
>始まりと言われています。

>参考文献: 生駒市誌、生駒会議所ニュース

このサイトには他にも生駒の名所の説明や写真が載っています。暗峠の写真もわりと充実しているので興味のある方はどうぞ。

 「蔵人(くろうど)」がなまって「くろんど」になったのでしょうか。元々は灌漑目的だったということもはじめて知りました。今ではすっかり観光目的です。