過去の自分の文章

 たまに、自分が過去に書いた文章を読んだりする。ネットができるようになる前は、自分が書いたものは書いて数十分もしないうちにゴミ箱に棄てるという習性があったので、自分が書いたものなど先ず残らなかった。e-groupやfreeMLといったMLに入ると、ウェブサイトから過去ログが読める。そこに一旦投稿したものは、もう消えない。管理人さんに頼んで消してもらわないと消えない。だからネットをするようになってQyouも自分がずっと前に書いたものを読めるようになった(笑)。あと、ウェブ上の日記に書いたやつとかも、あえて消そうとしない限りは消えないしね、普通は。

 以前の自分と今の自分の文体に変化はあるのか、あるとしたら何故だろうか?この数年、もしくは数ヶ月間になにか自分の中で進歩したり蓄積したりしている要素はあるのだろうか、ないのだろうか?いろんな推測がめぐるにまかせながら、過去の自分の文章や、それに対する人の反応を順々に読み進んでいったりもする。昔懐かしいと感じることもあれば、もう忘れたいと思っているようなこともある。MLに投稿した文章の中に、今読むと恥ずかしい間違いや無知を見付けたりすることもある。

 MLで面白いのは、長く繁盛しているMLであっても、ある一定の時期ごとに活発な投稿者の顔ぶれが結構変わっていくことである。昔はこの人こんなに投稿していたのに、最近全然見ないな、どうしてるんだろう?とか思ったり、逆にどうしてこの人はこの時点から急に投稿が増えたのだろう?きっかけとなったメールはどれ?とか思いながら過去ログを見たり。過去のほうが盛んだったML、今現在のほうが盛り上がってるML、いろいろである。

 それにしても、時間の経過というものは速いのか遅いのか本当にわからない。昨日のように思える出来事、先週でも10年前であるかのように思える出来事、いろいろ。