土砂崩れの県道7号と、acierのAlex Moulton

「これを車で走れというのは残酷だ」と思うような国道を酷道、県に「ちゃんと管理しなさい」と抗議したくなるような県道を、険道と呼ぶそうです。私の家の近所で酷道と言えば国道308号暗峠がありますが、近所の険道となるとどこだろう?。そう思ってWEBを検索したのですが、大阪にある怖道7号線(恐怖を感じる府道を怖道と呼ぶのでしょう)が結構近いようでした。


http://too.road.jp/kokudo/kokudo8.html


よく交野市から枚方に出て淀川河川敷のサイクリングロードを通って大阪に抜けるので、じゃあ今日は怖道7号から交野市に抜けて大阪に行こうと思っていました。近鉄富雄駅前から川沿いの7号奈良県部分を通り、途中くろんど池に。

いざ7号が怖道の怖道たる所以を見せてくれるのではないか、そう期待できる部分の入り口に来た時・・・・目に入ってきたのは!



「土砂崩れに付き通行止め」


しかも見張りのおっちゃん付きです。


「ひょっとしたら自転車くらいだったら通れるんじゃないですか?歩行者だったら?」
「だめだめ。ゴルフ場より向こうはぼこぼこのぼこぼこになっとる。何で行っても通られへんし、通行禁止やねん。」


うう・・・。仕方ないので後戻りして国道163号→国道168号経由、その後適当に大阪のほうを向いて走り、今日のもう一つの目的、acierに到着。
acierのサイト http://www.jalan.net/kanko/SPT_176521.html
clubbicycleのML http://www.egroups.co.jp/group/ClubBicycle で読んだとおり、店内には銀色に輝くAlex Moulton AM-18がっ!!!このモールトンと言う自転車、ただものではないのです。詳しい説明を始めるとそれだけで一つのウェブサイトができてしまうので、とりあえず輸入元のダイナベクターのサイトをリンクしておきます。http://www.dynavector.co.jp/moulton/meframe/deframe_main.html


なにしろ今のイギリス製モールトンの新車は100万円コース。そんなん買うなら車買うもんと思ったあなた、真っ当な神経の持ち主です(笑)。モールトンウイルスに感染する前にほしい車を買ってしまってください。そんなん買うならBikeFriday買うもんと思ったあなた、友達になれるかも(爆)。BikeFriday MLでお待ちしております(爆)http://www.freeml.com/ctrl/html/MLInfoForm/bikefriday@freeml.com 。


 さて、何はともあれモールトンです。まさかAM-18に乗れる日がこんなに早く訪れるとは思っても見ませんでした。これも皆様のおかげです。早速店長のまあやさんにたのんで試乗させていただくことに・・・。


むちゃくちゃ乗り心地が良いっ!!!大阪のがたがた歩道を走っても手元への衝撃がほとんどありません(驚)。車体自体はそんなに軽くないですが、乗って漕いだら結構軽い。このまま国道2号線を西に走って須磨くらいまで行ってしまおうかと思いました(←うそうそ、そんなことしないからね)。こんな乗り心地の良い自転車は初めてだっ!さすがローバー・ミニのサスペンションを設計した人が作っただけのことはあります。これで琵琶湖一周とか、奈良から三重に走るとか、楽しそうだな〜・・・。
 実はブリジストン・モールトンとAPBモールトンには以前試乗したことがあるのですが、はっきり言って全然ちがいます。走りの軽さ、乗り心地、細部の作り、高級感。何から何まで段違いに感じられます。多分、BSモールトンに15万円払うより、APBモールトンに18万円払うより、英国本社製のモールトンに100万円払うほうが納得の行く買物だと思います。


買って納得できなくても私は責任とりませんが(爆)。


 あ〜早くCAAD7のフレームに乗りたいな〜(←言ってること変わってるやん)。
試乗後は美味しいベークドチーズケーキを食べて、帰りは石切まで走ってそこから東山まで輪行。駅から家までまた走りました。好きなところだけ走れる、やっぱりBikeFridayって良いですね〜。


Alex Moulton Bicycles Exhibition 2010(アレックス モールトン自転車展図録)

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That’s Moulton―魅惑の小径自転車アレックス・モールトン (別冊ベストカー)

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