小泉首相、靖国神社、自衛隊、イラク

 小泉首相は、靖国神社が大好きだ。中国との仲を悪くしてでもわざわざ8/15に参拝したいくらい大好きだ。さてその靖国神社、他の神社とちょっと違うところがある。祭神のことである。http://www.yasukuni.or.jp/annai/qanda.htmlを読めばわかるように、靖国神社祭神は、日本のために死ぬ日本人(大部分は軍人)が増えれば増えるほど数が増えていくのである。普通の神社は神様の数がそんなにぽんぽん増えたりしないので、やはりこれは靖国神社独特の個性だ。
 私も時々神社に行くが、やはり色々な神様がたくさん祀られている大きな神社は見ごたえがある。ひょっとしたら小泉首相は、自分の大好きな靖国神社にもっともっと神様を増やしたくって自衛隊イラク派遣をやめないのかもしれない。クリスチャンの自衛隊員もいるが、どちらかといえばマイノリティーだ。自衛隊員が死ねば、靖国神社に祀られる者が大半であろう。つまり、自衛隊員が在職中に死ねば死ぬほど靖国神社の柱数も増えるし、亡くなった隊員の家族がお参りにくることを考えると、信者の数も増えるのである。ひょっとしたら小泉首相は自分の大好きな靖国神社を、神様と信者を増やすことでサポートしたいと思っているのかもしれない。だからイラクサマワがあんなにヤバイ状況になっても平然と「非戦闘地域」だと言えるのだ。