行きつけの図書館に置いてあったからという理由で、シャカリキの1巻と2巻を借りて読んだ。自転車乗りの間では割とポピュラーな漫画なのだけれども、今まで読んだことがなかった。多分、あまりスポーツが好きな人間ではないからだと思う。
92年の発行と書いてあった。ランス・アームストロングがツールで7連勝するずっとずっと前の時代。ロードレーサーのステムがまだアヘッドになっていなくって、時代を感じた。
物語の始まりは主人公の野々村輝が8歳の時。関西の「坂の街」ってどこがモデルなんだろうか。いくつかのエピソードの後、すぐに中学生になって高校生になるのは少年漫画の常か。
ロードレースのことに詳しくないから分からないのだけど、野球やサッカーの名門校みたいに、シャカリキ!に出てくるような自転車部の名門高校って実在するのだろうか?自転車部が強い高校は確かにあるけど、そこで走るために進学先に選ばれてしまうような高校となると、どうなんだろう。
石渡山レースが終わって、次のレースの準備をしてるあたりで2巻は終わった。良く言えば情熱的な、悪く言えば暑苦しい漫画という感じ。
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