サイクルモードライド大阪に行ってアラヤ マイクロスワローに試乗しようかと思いつつ、ごろごろと寝過ごして電アシトライクオフ会に直接参加するのがちょうどいい時間になってしまう。
電アシトライクオフ会にまで遅れなくていいように、昨日のうちにPerformer FFWDはすぐ乗れる状態にセットアップされている。会場は淀川河川敷左岸の太子橋の下あたり。枚方経由で河川敷を走るも久しぶりなので車止めを比較的避けられるコースを忘れていて面倒くさい。とはいえ空は青いし日曜の淀川は開放感があっていい感じ。
13時半くらいに会場到着。
今日のメイントピックである電動アシスト付きリカンベントトライクは2台あって、1台はもちろんHC WORKSの試作車
なのだけれども、もう1台は参加者の方が改造されたPerformerのトライク
で、ヘッドライト等も良いものを使われていて迫力がある。
HC WORKSのトライクの方から早速試乗させていただく。電動アシスト機構はBB周辺に装着されていて、
バッテリーは大きいのがシートの左側についている。
見た感じはシンプルで普通のPerformer JC70とそんなに変わらない。乗り降りも楽。
こぎ始めると、電動アシスト特有の背中を押されるような加速感覚。日本の法規に適合するようにつくられたものなので、それも時速24kmまでなのだけれど、普通のトライクとは全然必要な力が違う。坂もぐいぐい上る。ハンドリングも思ったより小回りが効いて実用性がある。自分が普段乗っているGreenspeed GT3とはハンドルの仕組みが違い、JC70の場合はグリップを左右に動かす感じになるのでそこは少し慣れなかったが、概ね多くの人がすぐに乗れるようになるタイプの操作感だと思った。
その後、参加者の方の電アシトライクを試乗させていただく。こちらは乗り込むのに少しコツが必要だが、アシストが強力な印象。ライトもとても明るく、公道で安心して乗れそうだ。
それから店長さんにいろいろな経緯や工夫や今後の課題について聴かせていただく。電動アシストがあれば、お年を召されるなどして以前ほどの体力がない方でもツーリングなど楽しんでいただけるのではないかということらしい。その意味では、まさにこれからの日本の多様なモビリティの一つとしても注目を浴びるようになるのかもしれない。