読んだ本のメモ。
なんだこりゃ?!まだまだあるぞ 県境&境界線の謎 (じっぴコンパクト新書)
- 作者: 浅井建爾
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2009/09/11
- メディア: 新書
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「じっぴコンパクト新書」て読むの初めてかも。
一冊丸ごとタイトルの通り、県境と境界線の本でした。県境にしても境界線にしても、地域の歴史がよく現れている。個人的には、複雑に屈曲した市町村境の話が面白かった。
2009年の本なので、琵琶湖の北の方とか、市町村名が今と異なるところがあるので注意。市町村合併激しい。
新書300冊計画の51冊目。
グロービッシュの教科書 ?ビジネスを変える1500語の英語術? (マイナビ新書)
- 作者: 関口雄一
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2011/10/25
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ななめ読みしたくらいの感じ。グロービッシュとは1500語の英単語をベースとして、完璧な英語ではなく、必要十分な英語を話そうという考え方。
グローバルスタンダードは非ネイティブの英語なのが今の世界の現状。
基礎的な使える表現が紹介されていて、まずはこういう型を使ってコミュニケーションしようというコンセプト。
学習者へのアドバイスもいろいろ書いてあるので、ビジネスや旅行等で英語勉強の必要性を感じている人は一読してみてもいいかも。
とはいえ、人によっては「そんなこととっくに知ってるよ!」というようなことも多いかもしれません。
新書300冊計画の52冊目。
「29歳」というテーマで、 複数の作家さん達が1話ずつ短編小説を書いたのが収録されている。元々は日経ウーマンに連載されていたようで、全部29歳の女性が主人公のお話。2008年発売の本だが、宮木あや子の「憧憬☆カトマンズ」とか、3人の女性のキャリアがいかにも2008年に29歳だった人という感じで、就職氷河期の影響が強く感じられる。
デリダは何度かチャレンジしてるのだけど、いつも少し読んでは投げ出してしまう。がんばって読んだつもりになっても、気がつけば頭に何も残っていない。今回はデリダのバックグラウンドくらいは少し頭に入ったかもしれないと思うが、1週間くらいたったらまた完全に全て忘れてそうな気がしなくもない。
「仏教」というと、あまりにも広大なジャンルなのだけど、まずは釈迦が何を語ったのかについて、しっかりとテキストを読んで考えて行きましょうという本。論理的でニュートラルな文章が読みやすく、大事なポイントの説明も丁寧で、特に釈迦が説いた輪廻転生についての解説は秀逸。魚川さんが、どこかの寺の僧侶だったり、大学の仏教学者だったりしないところも、しがらみのないニュートラルな解説ができるという点で、良かったのかもしれません。