最近この本の著者が奈良市内の啓林堂書店でサイン会を行い大盛況だったとか。
あをにまるとは聞かない名前だが、それもそのはず。この本が一冊目だそうな。
奈良を舞台にした本が旅行ガイドや神社仏閣本以外で発売されるのはそれなりに珍しいと思うので、関心がないわけではないのだけれども
黒須は激怒した。必ず、かの邪知暴虐のぼったくりバーを除かねばならぬと決意した――。大和八木の実家に暮らす独身無職の黒須は、大阪に住む悪友・瀬川を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶ二人は、一晩飲み明かそうと宗右衛門町のキャバクラへ。しかしそこは法外な値段設定のぼったくりバーだった! 手持ちが足らない黒須は、瀬川を人質として店に残し、奈良の実家へ現金を取りに戻るため走り出す。(「走れ黒須」)ほか全11篇。
面白いのか、面白くないのか。よくわからない。どこかで実物を手に取ったり、誰かが買ったのを少し読ませてもらえれば、どちらにしても心は決まるのではないかと思う。
今のところ、買うか買わないかは保留。