前世紀に別冊宝島の精神世界マップで紹介されていたのを読んで、面白そうな訳わからなさそうな印象を持っていたけれど、結構有名な本みたいで何度か図書館にあったのを見て借りてみたりしていたのだが、いつも最後まで読めないまま2週間が過ぎていったのであった。
今回ようやく最後まで読めたのだけど、それでもやっぱり狐につままれたような、霞の中に迷いこんでしまったような、狸に化かされたような、よくわからない世界だ。
いろいろ時代背景や思想もからんでいるらしいが、それでどうしてこうなるのだ?という印象を拭えない。不思議な本。