100円ショップの会計学-決算書で読む「儲け」のからくり

 タイトルに「儲け」のからくりと付いているけど、別に100円ショップが、
悪いことをしてお金を儲けているという意味ではない。


なぜこんなに安いのに、ちゃんと営利企業として成長しているのか、というお話。


100円ショップ以外に、1000円の散髪チェーンなども題材に取り上げていて、
テーマは100円ショップそれ自体というよりは、100円ショップを例にして会計の初歩を
分かりやすく解説してくれているような感じ。


第5章の、キャンドゥと九九プラスの財務諸表比較は、100円ショップファン必読かも。
同じ百円ショップでも、メイン商品のジャンルが違うと、財務的にもいろいろ変わってきますね。
第6章は、
財務会計知識を実践で生かすーあなたのお店の財務諸表を作るー
これまで読んだことを元に、雑貨屋をシミュレーション。
私のように、ビジネスにも会計にも疎い人には、勉強になる内容。


100円ショップの会計学-決算書で読む「儲け」のからくり  (祥伝社新書 (130))

100円ショップの会計学-決算書で読む「儲け」のからくり (祥伝社新書 (130))



そういえば、家から一番近かったダイソーが閉店して以来、
あまり100円ショップに行かなくなった。同じ100円ショップでも店舗によって
全然品揃えが違うので、店舗検索して別のところに行っても、なんだか調子が狂う感じ。
新しくお気に入りの100円ショップを探したいところだけど、ぴったりくるお店には、
まだ出会えていない感じだ。


小飼弾さんのアドバイスに従い、新書300冊読むぞ、と思ったが、
記録残しとかないと何冊読んだかわからなくなるので、ここに書いとこう。
1冊目が新書がベストで、2冊目がこの本。