前回の記事に続いて、今 柊二さんの定食の本。
- 作者: 今柊二
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/05/17
- メディア: 新書
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
・第1章 東急東横線
・第2章 東急大井線
・第3章 京浜急行の旅
・第4章 京王電鉄の旅
・第5章 西武鉄道の旅
・第6章 阪急電鉄の旅
・第7章 札幌市電の旅
・第8章 函館市電の旅
・第9章 東急世田谷線の旅
・第10章 阪堺電軌鉄道の旅
関東や北海道に出ることの少ない私に馴染みのあるのは、阪急電鉄と阪堺電気鉄道(通称チンチン電車)くらいだ。
しかし「阪急電鉄の旅」で紹介されている5軒のうち、2軒は梅田で1軒は三宮である。梅田や三宮は乗り入れている電車が多いので、これを阪急電鉄の旅ということには違和感を感じてしまう。残りの2軒は烏丸と十三で、こちらは確かに阪急沿線というイメージがする。
釈迦に説法かもしれないが、阪急沿線で定食を語るのであれば、王子公園〜春日野道あたりも取材されたら良いのではないかと思う。阪急六甲駅周辺も、神戸大学があるので定食屋の宝庫だ。とんかつが美味しい「みやま」とか、駅前の六甲苑とか久しぶりに行ってみたい。
阪堺電軌鉄道は路面電車で、乗ったことがあるのは子供の頃がほとんどだ。
大人になってからも大阪をうろうろすることは多いのだが、別に阪堺電鉄を使わなくて困った事はない。かと言って、チンチン電車が嫌いということでもない。天王寺で降りて乗り換えるのが面倒なだけであり、阪堺電鉄の雰囲気自体は好きである。遅いけど。
チンチン電車沿いの定食屋としては、げこ亭とかどやの二軒が紹介されているが、どちらも行ったことがない。面白そうなので一度訪れてみたいと思う。
残りのエリアは、定食を食べたりしたことのないところなので、書かれているのを読んで楽しむのみ。読んだ印象だけなので何ともいえないが、やはり札幌、函館といった北海道の都市の定食屋が圧倒的に美味しそうであるという印象を受けた。
ノード43°ザ・ブラッスリーで老舗ホテルのハンバーグステーキ(ライスつき)食べたい!
というわけで、新書300冊計画の27冊目でした。