JR和歌山線の感想

 平日の9時25分発という、やや遅めの時間帯ということもあるが、乗客の平均年齢がかなり高い。
香芝市を離れると、奈良県内の他の路線とくらべても、ローカル路線であることを強く感じさせられる。


 途中の高田駅で、ハイキング客と思わしき御高齢の団体さんが乗車してきた。2両編成の車両は、たちまち満杯。
おそらくは、吉野方面に向かうのだろう。御本人はお年を召されているが、服やリュックや靴は、
新しくて良い物を身につけておられる方が多かった。ゴアテックスと表示があるようなのとか。
ローカル路線やアウトドアグッズを今買い支えているのは、こういう方々なのかもしれないなあ、となんとなく思った。
これから登山ということで、席を譲る必要を感じない非常に元気なお年寄りの方々であったが、皆様
元気溌剌とした大きなお声で私の近くで会話されるので、私の方が勝手にプレッシャーを感じて席から移動したのであった。


気がつけば、ウィルコムは電波が入らなくなっていた。PHSを弄ることを諦めるが、隣の中学生はauやdocomoの携帯をさわってるので、
携帯電話だったら何とか電波の入るエリアなのだろう。willcomやめよかなと思ったのは何度目だろう。
今までに食べたパンの数よりは少ないと思うけど…


吉野口だったかその近くの駅だったかで、登山客御一行様下車。良い御旅行を。


そして、いよいよ携帯でも電波入りにくそうなエリアへ…。聞いたこともない名前の駅が続く…。
橋本あたりで窓の外を見ると、国道24号を自転車で走って和歌山まで行ったときと同じ景色。
当たり前のことだけど、なんだか懐かしく感じた。ああ、もう和歌山なんだなあと言う感じ。
いいかげん、鈍行列車に揺られるのにもつかれてきた頃に、JR和歌山駅到着♪