Greenspeed GT3で暗峠オフへ(後編)

(前編はこちら)

んー、そういうことならNOROMAに行くより他にないね、ということで暗峠から奈良市内、大安寺南の交差点のちょっと先にある、今奈良で最も旬のラーメン店の一軒に違いないNOROMAへのルートを検討しました。既に一日分の坂道を登ったような気がしなくもないのですが、より坂道の少ない、菜畑から帝塚山学院大学の前の道を富雄に抜けて富雄川沿いを下って国道308号に出る楽々ルートではなく、このまま下って南生駒に出た後も、引き続きがっつり国道308号で矢田丘陵を登って下って奈良市内に出るルートを取ることになりました。

標高が余り高くないので、南生駒から矢田丘陵を登る道は、全体として見るとそんなにハードじゃないのですが、一部暗峠の大阪側のような傾斜の○印が打ってあるコンクリート舗装の急傾斜の部分もあります。今回は参加者3人のうち、私ともう1人の方の後輪が何度か空回り。私のGT3のリアタイヤが16インチ(349)の小径(プリモコメット)で、もう1人の方のがCatrike Pocketで、18インチの小径タイヤ(シュワルベ・マラソンレーサー)。やはり小径の方がグリップが弱いし、リカンベント・トライクは激坂で後輪に体重を乗せるのが、身体の位置が後輪より前の低い位置に来てしまうので、ロードやMTB等のアップライト車と比較して難しいみたいです。滑らなかった人のPerformerトライクは、後輪が700cでタイヤはヴィットリアのランドナー(32-622)でした。

なお暗峠というのは、雨の日であればFFの小型自動車で登ってもタイヤが空転しかねないようなところです。東大阪瓢箪山のお年寄りに話を聞いたという私の自転車友達の話によると、戦後直後にやってきた連合軍のジープは上まで登れなかったとか。

矢田丘陵の下り、ルートの一部で国道308号から少し外れましたが、全体としては問題なく、富雄川から再び国道308号へと戻りました。ここから先は至って楽な普通の道路。JR奈良駅方面に向けて走り、JRの線路を越えて大安寺方面に右折。大安寺南の交差点を越えてちょっと走ると左手にNOROMAが見えてきました。

既に行列ができていましたが、ラーメンの前にちょっとコンビニでドリンクの補給。駐車場にトライクが並びます。

 

しばらくして、NOROMA合流組が2人やってきました。並んでる人数が多いラーメン屋では、自分のグループの人数も多い方がなんだか心強い気がしてしまうのは、私だけでしょうか?NOROMAに来るのは2回目。前回ラーメン食べたので、今回はつけ麺にしました。トッピングで煮玉子を追加。

このレアな焼き加減のチャーシューがとても美味しいのは、説明されなくても見たらわかりそうですが、つけダレも適度なさっぱりさがあって飽きない感じで最後はスープ割にして飲みましたし、麺の歯ごたえも好み。今一番好きなつけ麺かもしれません。あるいは、春から夏にかけて一層美味しさの感じられるつけ麺なのかも。寒い冬はもっと豚骨系のどろどろとしたスープのつけ麺(ex.無心)を食べたくなったりしますし。

食べ終わってNOROMAから出てきても、まだまだ行列は続いていました。NOROMA凄い・・・

次は、お気に入りの木津のパン屋さん、レガルに行こうということになって、奈良市から北上して木津川市へと走ったのですが、なんとそこにレガルの店舗はありませんでした。(帰宅してからネットで見たら、どうもお店をちょっと離れたところに移転されていたようです。閉店でなくて良かった!)何も食べないのも何なので、となりのメリメロというお店で、シュークリームを買って、近くの公園でいただきました。

シュークリームの皮がちょっとパリっとしてる感が強かったです。良いおやつタイムでした。

途中、ショッピングセンターのようなところで記念撮影。

その後、府道72号で生駒市北部に出て、国道168号で皆様とお別れ。

走行距離77kmの割には、よく走ったなあと思えた一日でした。